ご挨拶
多くの内外の顧客の皆様にお世話になり、創業54年となり感謝しております。永年多くの導入を頂いたグラビア製版装置 ブーメランシリーズは、2008年に製作を終了し、ロボットを活用し、設置スペースを1/2とし、印刷適性改善、インク削減、夜間自動製版、省エネ化したNewFXシリーズとなり、1〜2台/月産で、内外の皆様へ、レーザー感材等の消耗薬剤を含み導入を頂いております。
12000~25000dpiの高解像度化したレーザー製版技術により、10数年前より、MLCC、産業用高精度シリンダの製版サービス、DLC成膜等も多くの活用展開を進めております。5年前より開発を取り組んだ水性インクジェット印刷機は、インクジェットヘッド以外は、使用水性インク、画像ソフト、大型フレームから、精密部品まで、OKUMA製の高精度の大型MC等を16台設置し、設計製作を一貫して内製化、水性インクジェット印刷後の加工に関して、ノンソル、ドライラミネート機を3台、スリッター、シュリンク製袋機を設置し、後加工の試作テストも一貫して可能としました。
軟包装では、多くの基材、ラミネート、製袋後の物性、安全性が重要であり、顧客の皆様の実売製品の試作テスト、機器の研修体制を準備し、待望の顧客での稼働は、この秋よりスタートします。弊社では、この水性インクジェット印刷機と従来からのレーザーグラビア製版システムを並行して生産し、グラビアでのコストは、短時間で低コストで製版をさらに改善し、従来のオンデマンド機での小ロットコストで有利とされている点は、現在、進行している高精度版の改善で、六価クロムより三価クロムへの安全性、インク削減、ハイライト適性の改善が進み、2000~3000mの小ロットでもグラビアが有利な技術開発を進め、双方の有利性を徹底して追求して行きます。今後とも宜しくお願いします。
株式会社シンク・ラボラトリー
代表取締役 重田龍男
会社概要/沿革
会社概要
社名 | 株式会社 シンク・ラボラトリー |
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設立 | 昭和41年11月1日 |
資本金 | 4,725万円 |
所在地 | 【本社工場】 〒277-0861 千葉県柏市高田 1201-11 TEL 04-7143-6760(代表) FAX 04-7146-0566 【第二工場】 〒277-0872 千葉県柏市十余二 610-1 TEL 04-7147-8687 【大阪工場】 〒578-0921 大阪府東大阪市水走3-9-41 TEL 072-961-4020 FAX 0729-61-4019 |
従業員 | 140名 |
業務内容 | ・「New FX」自動レーザーグラビア製版システムの開発、設計、製作、販売 ・上記装置で使用する感光液その他消耗薬剤の開発、製造、販売 ・電子部品用微細印刷・成形ロールの製作、販売 ・水性インクジェット印刷機の製作、販売 |
事業部門 | 【プランニング】国内、海外の各種システム提案 【加工】大型工作機械による部品加工 【組立】機械組立、据付メンテナンス 【電気】ソフトウェア、ロボット関連 【設計】装置設計、新規装置開発 【開発】グラビア関連薬品開発 【資材】関連資材調達、部品管理 【総務/経理】社員管理、財務管理 |
役員 | 代表取締役 重田 龍男 常務取締役 重田 核 取締役 菅原 申太郎 執行役員 山口 満 執行役員 森崎 良太 執行役員 原 真悟 執行役員 高橋 永治 執行役員 山上 悦二 執行役員 山田 貴之 執行役員 千葉 隆永 監査役 杉山 誠 監査役 長妻 和男 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 柏支店 三井住友銀行 柏支店 みずほ銀行 柏支店 千葉銀行 柏西口支店 |
納入先 | 国内外 38か国 250社 |
沿革
1966年 (昭和41年) |
東京都品川区大崎で株式会社 シンク・ラボラトリー設立。 |
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1970年 (昭和45年) |
千葉県柏市に移転。 |
1977年 (昭和52年) |
グラビア製版装置『System77』発売。 |
1982年 (昭和57年) |
DRUPA初出展。天井走行型クレーンを使用した『ブーメラン』を展示。 |
1983年 (昭和58年) |
レーザ直描方式のダイレクトグラビア製版装置 『LaserStream』を発表。 |
1990年 (平成2年) |
本社を現在の場所に移転(柏市高田)。旧本社を第2工場に変更。 |
2002年 (平成14年) |
大阪工場(東大阪市)を設置。関西地区へのサービス拡充。 |
2003年 (平成15年) |
830nm半導体レーザを搭載した『レーザーストリームFX』発売。 |
2006年 (平成18年) |
SamsungSDI社向けにプラズマディスプレイ電極を印刷するグラビア版を供給。 |
2010年 (平成22年) |
ロボットによるシリンダ搬送で設置面積を半分にした『NewFX』を発表。 |
2016年 (平成28年) |
軟包装用水性インクジェット印刷機『FXIJ』発表。 |
アクセス
本社工場(〒277-0861 千葉県柏市高田 1201-11)

■お車をご利用の場合 常磐自動車道【柏IC】より約10分
■電車をご利用の場合
①つくばエクスプレス【流山おおたかの森駅】よりタクシーで約10分
②つくばエクスプレス【柏の葉キャンパス駅】西口よりバス、もしくはタクシーで約10分
※バス:柏駅西口行き、[金属工業団地前]下車すぐ
③JR【柏駅】西口ターミナルよりバス、もしくはタクシーで約10分
※バス:柏の葉公園行き/国立がんセンター行き/柏の葉キャンパス駅行き、[金属工業団地前]下車すぐ
大阪工場(〒578-0921 大阪府東大阪市水走3-9-41)

■お車をご利用の場合
阪神高速13号東大阪線【水走IC】より約10分
■電車をご利用の場合
近鉄けいはんな線【吉田駅】より徒歩8分(約650m)
環境への取り組み

これまで、環境改善と自動化をテーマに研究開発、システム製作を行い、多くの企業様とのコラボレーションも展開して参りました。
その結果として、グラビア製版装置New FXシリーズの製造をはじめ、グラビア応用による精密印刷・成形ロールでは電子部品、MLCC等への活用や、紙幣への偽造防止、メディカル関連まで幅広く活用され、使用インク量を20%削減する技術改善が実現出来ております。

さらに、最新の高速画像処理ソフトと合わせて、版レス、小ロット対応を実現した水性インクジェットプリンターFXIJの展開が本格スタートにより、飛躍的な安全性と作業環境の快適性に注目を集めています。
工場屋上には屋上ソーラーパネルを設置して、自然エネルギー利用の取り組みをしております。